三峯神社の春季例大祭の時期には、4月初めということもあり、周りの奥秩父の山には雪が残っています。

例大祭は今から約1900年前に遡ります。
日本武尊が東国平定の帰り道に立ち寄り、二神を祀った縁から、今まで行われる歴史ある例大祭です。

春の4月8日、冬の12月2日の年2回行われ、春季の例大祭は「フジマツリ」とも呼ばれています。
山に登って藤の花を取り、神に供えた後、それぞれが家に持って帰り、飾ります。
例年400人余りの参拝者が訪れ、祭典の様子を見守ります。
例大祭では女官が藤の花を手に神楽を奉納します。