仙北荷方節に即興の歌詞を付けて二人一組で掛け合う「全県かけ唄大会」が、8月23日の夜、美郷町六郷の熊野神社で行われます。

昭和28年(1953年)に始まった奉納「全県かけ唄大会」は、古代の「歌垣」の名残りをとどめる歌合戦で、毎年、同神社の例祭日に行われています。二人の唄い手が旬の話題を取り込み、絶妙の掛け合いを演じる様子は軽快で、多くの観客はその歌声に聞きほれていました。

大会は23日の夜から始まり、終わる頃には日付が変わるほど夜も更けています。