八坂神社の例祭は、平安時代の祇園臨時祭の流れをくんだお祭です。西暦975年旧暦の6月14日から祇園後祭りと還幸祭りが行われており、その翌日に朝廷から贈り物が届いたという歴史にちなんで、現在も6月15日が例祭となっています。

境内の舞台では、源氏物語にも登場する優雅な「東遊(あずまあそび)」が催され、粛々と行事が進行し、優雅な雰囲気が漂います。

この例祭を過ぎると、京都の街ではいよいよ祇園祭へのカウントダウンが始まります。