松苗神事は境内に松の苗を植樹し、献詠俳句の秀作を披露する神事です。
平安時代から伝承される、白拍子舞と熊野舞が奉納されます。

住吉大社の松は歌枕の「住吉の松」として古来著名であったが、江戸時代の天明期に枯れ始めたことを惜しんだ俳人たちが「松苗勧進」を行って献木を斡旋し、併せて俳句の献詠を募り「松苗集」として住吉御文庫に奉納した、ことに因むそうです。

この神事は緑化運動の先駆けともされています。