旧東海道で行われる国府の市。
江戸時代から続く伝統行事で、赤坂陣屋の代官・国領半兵衛が1685年に家臣に命じて市を開かせたのが始まりです。
正月の縁起物などを交換する「歳の市」などと形を変えながら受け継がれ、現在は毎年2月11日に開かれています。

当日は、陶器市・植木市・露店が多数並び、普段は静かな国府商店街もこの日は大変賑わいます。
名物は厄除け餅で、これを食べると夏病みの難を逃れるという言い伝えがあります。