日ごろ、少しずつ穢れや疲れをためていっている私たち。
1年に2回、6月末と12月末には神様にその穢れを清めていただく行事、「大祓」が行われます。
その内12月に行われるものを「年越大祓」と呼び、夕方から儀式が行われます。

日本の各地でも古くから伝わるこの行事。
猿田彦大神をお祀りするここ大野湊神社は、「道を切り開く」祈願をする人が多く、新たな門出や再出発の日などに向けて訪れる人が多くいます。

この大祓に込められた、「体も心もお清めし、明日からまた一生懸命生きる」という意味にも通じるものがあり、地元住民の間でも親しまれている行事です。