毎年6月19日〜20日に行われる御印祭(ごいんさい)は、前田利長公の命日に、その遺徳を偲ぶお祭りです。加賀藩初代藩主だった前田利長は、高岡の城下町を整備し鋳物師7人を呼び寄せ、土地も与えて鋳物産業を手厚く保護した人物。

御印祭では、鋳物の作業歌「弥栄節(やがえぶし)」に合わせて、総勢1000名あまりが金屋町や昭和通りを踊り流す「やがえふ街流し」が行われます。街中に弥栄節が流れる中、威勢の良い掛け声とともに踊ります。