長野県と山梨県の県境に位置する金峰山の頂上にあるのが金櫻神社。日本百名山に数えられ、奥秩父山群の王者と称される金峰山をご神体としています。
この金櫻神社で毎年行われる節分の祭典と豆まき神事が節分祭です。
季節を分けるとも言われる節分。開運招致を願った行事としても知られており、豆まきについては一般参加も可能です。

第十代崇神天皇の御代(約2000年前)に、各地に疫病が蔓延し、諸国に神を祀って悪疫退散と万民息災の祈願をされたと言われています。この地には少彦名命を祀ったのが起源とのこと。
そんな金櫻神社も、昭和30年12月18日にほぼ全ての社殿を火事で失ってしまいます。現在では復元されており、多くの人に愛されている地元の神社となりました。
昇仙峡を5~6km登っていくと、赤い鳥居が迎えてくれます。ご神木である金櫻は、『金の成る木の金櫻』として、金運アップのご利益があるとパワースポットにもなっています。