毎年5月1日と9月1日の年に2回行われる神事、御贄祭。
漁に携わる人も多い石川県ですが、ここ気多大社ではこの2回の神事で海上の安全と大漁を祈願しています。

気多大社の堂向拝にある左右の柱。
建物を支える重要な柱ですが、これに当日は青竹を結びつけます。
さらにそこには魚のアジを48匹括りつけます。

これを神に献上することで、今年1年の豊作や安全を祈願するのです。

大変珍しい珍事ですが、石川県の海を守っているのはこの神事かもしれません。