碁石ヶ峰の山頂に位置する神様石に神饌をお供えする、毎年7月10日に行われている神事、「山の神祭り」。
この地域では、ここにある田んぼに必要な水はこの碁石ヶ峰からやってくると言われており、1年に1度その恩恵に感謝するべく始まった儀式とされています。

この山の神は、春になると山から下りてきて田んぼを守る田の神となり、秋に収穫を終えて山へ帰ると信じられてきました。
古くから生活の基盤となってきた田んぼ。
農民が大切に髪を祀ってきたおかげで、今があるのかもしれません。