お会式とは、日蓮聖人の命日に行う法要で、昔は御影講(みえいこう)、報恩会(ほうおんえ)などと呼ばれました。

法要のあと、万燈行列が街中を歩きます。

万燈行列は纏(まとい)を先頭にしてうちわ太鼓と鐘、桜の花を満開につけた明かり(万燈)が続きます。
万燈は10月5日にお寺で行われた開法の会の後に作られます。もしもお会式が雨の日には、万燈に傘がかぶせられます。

うちわ太鼓と鐘はリズミカルに鳴り、それに合わせて纏は高く上げたり、ヒラヒラが目立つように勢いよく回します。行列は何グループかあり、神楽坂を練り歩きます。