オヒナゲエは、毎年4月3日に子どもたちが粥を炊き食べながら祝うひな祭りの行事です。国選択無形民俗文化財にもなりました。

小鹿野町河原地区では、一か月遅れてひな祭りを祝います。
川原の石で石囲いとかまどを作り、古い雛を石の祭壇に飾ります。その横に花や粥が供えられます。
災厄を雛に託し、川に流すという習慣を伝える貴重な行事となっています。

この地の方言では粥をケエと言うため,オヒナゲエと呼ばれるようになりました。