箭弓稲荷神社では、3月の初午祭前日に火伏神事を執り行います。

火伏神事は、火の災禍がないことを願う伝統行事です。かつては、秋のふいご祭で行われていましたが、戦後初午の日に旧松山町に大火事があったことから、初午祭に併せて行うようになったそうです。
神事の内容は、白狐に扮した4名が登場して炉の火を鎮め、火の災禍がないことを願います。

火事はひとたび発生すれば、簡単に人の命を奪う恐ろしい災害です。火伏神事で火の恐ろしさを再認識し、気を引き締めましょう。