大正四年に新設された富田神社で毎年10月15日に行われる例大祭、そこで演じられる「榎の囃子神楽」は茨城県稲敷市の大杉神社から神様を迎えて、疫病払いと五穀豊穣祈願に演奏したことが始まりとされています。

現在では市の指定無形民俗文化財となっているこの郷土芸能は、毎年7月15日に近い日曜日には春日部市榎の集会所で「辻回り」という神輿や獅子が舞い悪疫を追い払う行事が行われ、10月15日には富田神社にて大黒様などの奉納舞が公開されます。