香取神宮(香取市)・大阪住吉大社・三重伊勢神宮は日本三大御田植祭とされています。明徳2年(1391年)には、既に行われていたとされ、「かとりまち」とも呼ばれています。

御田植祭の一日目には「耕田式」が行われます。拝殿前にて田んぼを耕す光景に似せた鎌入れ、鋤入れ、鍬入れの動作をし牛による代掻きが行われます。その後、少女8人が早苗を手に田舞をし、年配の早乙女手代による田植えの所作にて儀式が終わります。2日目は「田植式」が行われます。耕田式同様に少女達の田舞の後田植え歌を唄いながら早乙女手代が田植えの動作を行います。

例年、綺麗な桜が見られる時期に行われ境内は華やかな雰囲気に包まれます。