京都府にある伏見稲荷神社の勧請による分霊社である、竹袋地区にある稲荷神社の祭礼。
歴史深いこの祭礼は1300年以上続いており、今年の豊作に感謝するために、秋の収穫が終わったころ催されます。
現在は10月に3日間かけて行われていますが、享保年間(1716年~1765年)には、正月の元旦、2月の初午の日(稲荷の日)、6月10日が祭礼の日とされ、大祭は2月初午に行われていたそうです。
この祭礼では木下地区の上町、下町、幸町の3地区がそれぞれ山車を出し、お囃子や花火、踊りとともに町内を練り歩くとても賑やかなもの。
神輿が出てくると、いよいよ祭りのクライマックスです。
山車は町内のあちこちを練り歩くので、笛や太鼓の音、山車を引く掛け声をかぎつけて見つけみるのも楽しいかも。
昔ながらの露店も並び、古くからある日本情緒たっぷりなお祭りを堪能できますよ。