「亀崎の如意輪参り」は、匝瑳市の亀崎地区に数百年続く、伝わる女性だけの仏教行事です。如意輪参りというのは如意輪観音の子安信仰に基づくもので、安産祈願の行事です。

笛や太鼓が演奏される中、着物姿の女性たちが万燈を先頭に踊りながら、子安神社に向かいます。如意輪参りの踊りは独特の振りがあります。神社でお参りを済ませると、お神酒で安産祈願をします。

のどかな里山の中で行われる珍しい行事は、見る人に郷愁を感じさせます。

2020年の実施を最後に廃止となった。