甚目寺はあま市にある真言宗智山派の寺院で、その創建は飛鳥時代の推古5年(597)と伝わり、日本屈指の古刹として知られています。

江戸時代になって、徳川家康が名古屋城の四方に観音を祀って城の守護神とした際、甚目寺はその筆頭格の寺院になるなど、歴史において重要な役割を担ってきました。

毎年8月15日の18時から20時にかけて、境内では精霊送り・万燈会が開催され、感謝の気持ちを静かに表す参拝者が訪れて厳かな空気に包まれます。