東大阪市に鎮座する石切劔箭神社で、毎年7月下旬か8月上旬に「夏季大祭(大幣神事)」が執り行われます。

石切劔箭神社は、地元で石切さんと親しまれでんぼの神様として信仰されています。御祭神は饒速日尊(にぎはやひのみこと)とその子、可美真手命(うましまでのみこと)の二柱で歴史ある神社です。

大幣神事は江戸時代に始まり、流行病を治めるため三本の大幣が村を練り歩き厄除けをしたことに由来した神事です。

町を巡行した神輿が、三本の大幣が宮入りしたあと、布団太鼓とともに続いて宮入りする場面が一番の見どころです。