江東区にある富岡八幡宮には日本一の黄金大神輿と呼ばれる豪華絢爛な神輿が2基あります。この神輿は8月に行われる例大祭のときに渡御されますが、神輿があまりに大きいので2基が出るのは3年に一度、本祭りの時だけです。間の年は陰祭りとよばれどちらか1基のみの渡御となります。

富岡八幡宮の例大祭は、「深川八幡祭り」とも呼ばれ、江戸三大祭りの一つになっています。また、水掛け祭りの別称があるように沿道から担ぎ手に清めの水が駆けられます。威勢のいい「ワッショイ」の掛け声とともに、江戸の粋を今に伝えるお祭りです。