西多摩川奥多摩町氷川に鎮座している「羽黒三田神社」は、永享6年(1434年)に元巣の森鎮座の羽黒大神を合迎して羽黒大権現と称したといいます。永正元年(1504年)には平将門十六世の孫、三田弾正忠次秀が社殿を再興して扁額を奉納しています。

毎年、奥多摩町では羽黒三田神社の例大祭が執り行われ、夕方からは商店街を中心に山車の曳きまわしや居囃子などが行われます。ほかにも、獅子舞やお菓子の奉納も行われ、地元住民を中心に町は盛り上がります。