平安時代から続くこの祭りは毎年10月の第3日曜日に行われており、年に一度宇太水分神社の男神である速秋津彦命に逢うため、惣社宇太水分神社の女神である速秋津姫命が神輿に乗り渡御される行事で、毛槍、花籠、神輿太鼓などを従えて、往復12キロの道のりを渡ります。

これをお渡り神輿渡御祭といい、全国的にも珍しいロマンティックな祭礼となっています。

また、この御神輿をお迎えするために菟田野各地から1トンを超える太鼓台6基を数百人で担ぎ町を練り歩く姿は迫力満点です。