景徳寺で毎年1月8日に開かれている八日薬師(弓矢祭)は、この地へ落ち延びた平家一門が、再興を願って練武を行っていたことに因むお祭りです。

古来のしきたりに則って厳かに弓引きが行われるこのお祭りは、奈良県の指定無形民俗文化財に登録されています。弓手は、毎年村の青年の中から選ばれ、1月2日から毎日弓を引いて、お祭り当日の午前5時には川に肩まで浸かって身を清めます。

弓引きの後には、境内にある薬師堂で餅まきが行われます。