三輪崎八幡神社の例大祭では、県指定重要無形民俗文化財である「三輪崎の鯨踊り」が行われます。主に漁業の安全や大漁を祈願して開催され、神輿や山車などが市内を練り歩き、御旅所(三輪崎漁港内)にて三輪崎の鯨踊りと獅子舞などの郷土芸能がが奉納されます。前日の宵宮では獅子舞神楽が地区内を回り、本祭では三輪崎八幡神社で10時~本殿大前ノ儀、12時に神輿渡御神事が行われます。

「鯨踊り」は鯨を捕る様子を踊りに仕立てたもので、約330年前に当時の領主水野氏が、京都の公家に鯨の肉を献上した際に「鯨踊り」として整えられたとされています。