糸満では毎年旧暦の5月4日に糸満漁港内で海の恵みに感謝し、「大漁」と「航海安全」を祈願して、勇壮なハーレー行事が行われます。

沖縄古来の丸木舟から発達した、サバニ(漁船)を飾り付け、ハーレーブニ(爬龍船)にしたてます。
全長8メートルの船体を、船首は龍頭、船尾は龍尾に見立てて飾り付けます。

漕ぎ始めてからの盛んに水しぶきが上がる様子は、海面を龍が泳いでいるように見えます。

糸満の二大年中行事の一つとして、地域に根付き、唯一の海の祭りとして盛大に行われます。