「馬角(ばかく)さん」と呼ばれる馬の角ご神体を迎えて、海上安全、豊漁・大漁を祈願する冷水浦漁港において「潮まつり」が行われます。

紀州藩士石野重延が初代藩主・徳川頼宜から拝領した馬に角が生え、1670年に同浦近くのの神社に奉納したところ、漁師が不漁が続いた時、漁船に馬角さんを祀って沖に出ると魚が群れをなして泳ぎ回ったと伝えられています。

御祭船に神官が、乗り太鼓を積み、打ち鳴らし、全漁船が大漁旗を飾り付け勇壮に海南湾を一周します。「馬角」ご神体は、非公開として厳重に保管されています。