惟喬親王を偲び、伝統衣装を着て餅を撒き、村民総出で奪い合う勇壮で賑やかな祭りです。

午前中は「千本杵搗き」と呼ばれる伝統的な餅搗きが行われ、午後から十二社神社で神事の後、餅撒きが始まります。
小さな餅は担ぎ役が籠に入れて運び込み、それを奪い合うように取り合ったり、大きな餅は「撒き衆」が空高く放り投げ、一斉に奪い合います。

祭りのクライマックスでは村人たちが肩車をして境内を練り歩きます。
肩車への加勢は老若男女問わず参加し、周りも賑やかに囃したてます。