和歌山県海南市にあります藤白神社は、創建は古く万葉の時代斉明天皇が紀の湯(白浜町)に行幸した折とされています。熊野参詣道藤白坂の麓に位置する「熊野九十九王子」の中でも別格とされました五体王子「藤代王子」の跡にあります。境内にあります「鈴木屋敷」は代々神職を努めた
藤白鈴木氏の屋敷で、全国の鈴木姓の総本家となります。

大楠でも知られ、何本もの大きな楠が強烈なパワーを放射しています。中でも南方熊楠が名前をもらい、幹の穴で遊んだと伝えられる大楠が有名です。毎年2月3日に行われる節分祭では豆まきが行われます。