2009年10月、ユネスコ無形文化遺産に登録となっている早池峰神楽は、早池峰山を霊場とする修験山伏によって伝えられ、600年以上前から地域で舞いつがれてきており、毎年12月17日に行われています。

大償地区に伝わる「大償神楽」と岳地区に伝わる「岳神楽」を総称したものです。
七拍子の優雅な舞いを特徴とする大償神楽に対して、五拍子で勇壮な舞いを特徴とする岳神楽は、兄弟神楽とも呼ばれ、各村々を訪れて舞う「回り神楽」「通り神楽」という風習がありました。