岩手郡岩手町にある沼宮内稲荷神社は、沼宮内町で最も大きな神社です。この神社は、享禄元年(1528年)、沼宮内城主の河村治部春秀により氏神の稲荷大神を奉じ、北上川沿下の城山の山裾の平地に稲荷神社を祀ったことから始まりました。

この神社の例大祭では、その年の豊作を祝って、毎年10月初旬の3日間にわたり「岩手町秋まつり」と呼ばれるお祭りが行われ、人形や造花などで華やかに飾られた山車が町内を練り歩きます。会場では、駒踊りや獅子踊り、北上清流太鼓なども参加し、祭りを盛り上げます。