白石市上戸沢の町は、江戸時代に「山中七ヶ宿通」といわれ、奥羽13名の大名が往来した、七ヶ所の宿駅の一つであり、木村家は代々そこの検断役を務めた家です。
上戸沢の町は、本格的な大名の宿泊する本陣は置かれなかったが、木村家は本陣に準ずる宿泊、休憩所としての役割を持たされていました。

その検断屋敷では、四季を通じてまつりが開催されています。「秋の検断屋敷まつり」では、新そばが振る舞われるほか、景綱太鼓の演奏、だるま落としゲーム、紅白餅撒きなど、家族で楽しめる催しが行われます。