中島山笠祭は、疫病を鎮めるために昭和の初期ごろから若宮神社へ奉納されていたお祭りですが、昭和28年の大水害で途絶えてしまいました。しかし地元の有志が集まって保存会を結成し、わずかな資料をもとに復興し平成10年から再び続いています。

そろいの赤い法被姿の住民が、すべて手作りの豪華絢爛な山笠を曳き回すこのお祭りでは、初日の宵山巡行、二日目の巡行が主な見どころとなっています。

毎年同時開催として「中島まつり」も行われ、餅まき、唐津港太鼓の演奏、抽選会などが開かれます。