三重の獅子舞は、約600年前にこの地に伝わったとされる伝統芸能で、県の重要無形民俗文化財に指定されています。

毎年10月19日に近い日曜日、新北(にきた)神社の秋季大祭で奉納されます。お祭りでは、太鼓やお囃子の音色が響く中、御神輿と獅子舞が早朝に神社を出発して町内を練り歩きながら各所で舞を披露します。

この獅子舞の特徴は、二段つぎ、三段つぎという頭部の獅子使いが肩車をして舞う曲芸的な所作で、習得が大変難しい技だそうです。