出雲の国でヤマタノオロチが大暴れして、その地域の人々とともに素戔嗚尊が退治したとき、尻尾が平尾台の麓の井出浦まで飛んできて、その年は10数年ぶりの大豊作になったという伝説に因んだまつりです。

春の農作業を始める1月8日に、藁で作った4mを超える大蛇が、日本の松の木に掲げられます。その大蛇の前に祭壇を設けられます。

宮司と保存会の二人の計三人が、弓矢や弊などをお尻に当て、海・山・川の掛け声に合わせて振ります。おしりを大きく振るほど大豊作になると言われています。