久留米市にある水天宮は、全国にある水天宮の総本山です。
壇ノ浦の戦いで亡くなった、安徳天皇と平家一門を弔う祠が、その始まりとされています。水と子どもの守り神で、水難除けや安産のご利益でも広く信仰を集めています。

毎年5月3日から5日にかけては、水天宮の春の例大祭(一年で最も重要な祭祀)が行われます。御神幸祭はその中の行事の1つとして、5日の午後3時から行われます。
別名「川祭」とも呼ばれ、安徳天皇や平家一門を弔うために、鮒などの神饌を神様にお供えします。それを筑後川に放流し、川を清める祭典を行います。浦安の舞も奉納されます。