福岡県飯塚市には筑豊の実業家である伊藤伝右衛門が、歌人の柳原白蓮を嫁に迎え入れる際に大改築された豪邸「旧伊藤伝右衛門邸」があります。
白蓮が伝右衛門の妻として10年間過ごした約2300坪の豪邸には、贅を尽くして当時の先進的な建築技術を盛り込んだ屋敷と広大な池泉回遊式庭園が残されており、貴重な文化遺産として公開されています。

毎年お正月時期になると旧伊藤伝右衛門邸の無料開館が行われますので、この期に伝右衛門と白蓮の歴史に触れてみてはいかがでしょうか。
敷地内には白蓮に関する資料が見られる白蓮館もあり、お土産も販売されています。
通常は水曜が休館日で、大人310円・中学生以下100円となっております。