「大浜流灌頂」は、250年近くの歴史を持つ伝統的なお祭りです。起源は宝暦6(1756)年に、当時多かった海難と疫病の祈祷を行なったことが始まりとされており、現在に引き継がれています。

もともと流灌頂とは、灌頂の幡などを川や海に流して水死者、無縁仏などの供養のために行われるもので、会場となっている流灌頂通りでは、お祭り当日に「武者絵大灯篭」などが夜店の頭上に掲げられます。

博多の夏を告げるイベントとして、地域に根付いたお祭りです。