御田植祭りは、五穀豊穣を願って地元の農家の方々が集まる地元密着型のお祭りで、毎年1月3日に八代神社で行われます。

お祭りは江戸時代から約300年の歴史を持つ伝統行事で、午前7時からの神事の後、本殿内で宮司らがカシの枝を「鍬」、松の葉を「苗」に見立てて、田起こしから苗植えまでの所作を執り行います。

神事で使われたカシや松の葉、拝殿に供えられた榊は、田畑に供えると作物が良く育つとの言い伝えがあり、参列者はお祭りが終わるとこれらの縁起物を取り合います。