みやま市の石神山古墳近くにある上楠田天満宮の境内には、樹齢100年以上の大藤があります。東西約21m、南北約7.5mの藤棚には、幹周り1.1mの木から伸びた花房が垂れて、見ごろになると淡い紫色の花が咲き誇ります。

見ごろは毎年4月中旬から5月上旬にかけてで、この頃には天満宮の境内には藤の花の甘い香りが漂います。藤棚から垂れる花房が年によっては1mにたっすることもあるということで、この時期には美しい藤の花を楽しもうと、大勢の人が天満宮を訪れます。