福岡県みやま市に鎮座している宝満神社で、毎年10月の第3土曜日に執り行われる祭礼で、奉納能楽(新開能)が奉納されます。

きらびやかな衣装を着た小学生を含む60人以上の地元の氏子たちにより、境内にある専用舞台で鼓や笛に合わせて厳かに「羽衣」や「嵐山」などの能と狂言の演目が披露されます。

新開能は能楽師ではなく高田町北新開や南新開地区の人たちにより行われるのが特徴で、福岡県の無形民俗文化財にも指定されています。