「大人形」はみやま市の上庄八坂神社の祇園祭の最後に登場する2メートルの大きな人形です。2体あり、向かって右が八幡太郎義家、左は安倍宗任、もしく安倍貞任が毎年交互に立てられます。中央には祇園宮の被壇が設けられます。

この人形の股をくぐると、無病息災の御利益があるとされていて、その変わった風習から「筑紫の奇祭」と言われています。「大人形」の股くぐりは期間中、夜通し行われていて、おおぜいの参拝客で賑わいます。