宗像市の鐘崎地区の祇園山笠です。飾り山とよばれる山車を引いて、地区内を練り歩きます。鐘崎地区は漁師町ということもあって、山笠の当日には「漁止め」をして、地区のみんなが参加します。地元の小学校の子どもたちも参加します。

山笠をひいて回ることを「舁く(かく)」といい、山笠を引く人を「舁き手」といいます。鐘崎地区では、祭り当日は午前中に神事が行われ、午後から舁き出しが行われます。合図とともに、「舁き手」が小走りに引いていく様子に、参加している人も見ている人も笑顔になります。