子飼橋通りと新屋敷通りの交差点にある善行寺で、「地蔵祭り」は毎年行われています。

放牛という僧がかつて熊本市を中心に建立したとされる石仏が放牛地蔵、あるいは放牛石仏と呼ばれ、街角や道路の分かれ道に100余体確認されています。

そのうちの一つが祀られている善行寺で、地蔵は今日まで地域の方々が大切に守ってきています。放牛という層が父の菩提を弔うために建立された地蔵が祀られた寺で、地蔵祭りは毎年厳かに執り行われています。