毎年10月に日南市の郷原神社で、夜神楽が行われます。

郷原神社は、郷之原地域一帯の神社を統合して、郷原神社と名を改めお祀りするようになりました。

もともとこの神社の歴史は古く、弥生時代までさかのぼります。

山の霊を祀る場所が、山の頂上あたりにあり、そこで稲作祭りが行われました。

この神楽は、天孫降臨という神話があり、霧島信仰に関連するものです。

神楽の中には鉾舞いがあり、イザナギとイザナミによる国を生みだしたという神話を舞いで表しています。

鉾舞いが15分ほど続き、その後奉仕者の舞いが奉納されます。

これは神楽を行う場所を清め、神々をお迎えする舞いです。

通常女人禁制とされる神楽ですが、郷原神社では女性も参加されます。