鹿児島県奄美大島の宇検村集落で毎年開催される端午一心会は、宇検村の新生児の初節句をお祝いする伝統行事です。初節句をお祝いすることから5月5日にちなんだ「550円」をお祝い金として贈るのが習わしとなっています。

お祝い金が贈られた後は、新生児たちの成長を願って集まった集落の人々でかけっこや輪投げ、お年寄りも楽しめるゲートボールなどを一緒に行います。

成長した後は集落を出る人も多い中、端午一心会は集落の人々が年に一度集まる機会として貴重な行事です。