広島県庄原市の比婆道後帝釈国定公園にある標高1,239メートルの山「吾妻山」には、イザナギノミコトが、比婆山に眠るイザナミノミコトへ「ああ、吾が妻よ」と呼びかけたという言い伝えがあります。山には、ブナの原生林が茂り、イワカガミなどの高山植物の宝庫です。山腹には、休暇村吾妻山ロッジがあり、登山やハイキングの基地として利用できます。

毎年6月にこの吾妻山では「山開き」が行われ、登山の安全祈願をする神事式に加え、神楽、たこあげ大会、餅まき、各種バザーなど様々な催しが行われます。