宮島の厳島神社や原爆ドームで知られる広島には、古くから神楽が根付いており、県内には300近い神楽団が現在も活動しています。そんな広島県の神楽には信仰や内容によって5種類の神楽に分類されており、広島県三次市の神楽は大きく分けて「備後神楽」と「芸北神楽」の2種類に分類されます。

そんな三次市では毎年、県内の多くの神楽団が舞を披露する「君田近郷神楽大会」が開催され、県内外から神楽好きの方や各神楽団ファンの方など、たくさんの方々が訪れています。見た事のある演目でも、神楽団によって演奏や衣装、舞などの違いを楽しむことができる神楽の祭典です。