徳島県の椿泊にある佐田神社で毎年9月中旬の土曜から月曜にかけて行われる秋季例大祭は別名「だらだら祭り」と呼ばれています。
阿波水軍の長、森甚五兵衛の一族を代々讃えると共に豊漁を祈願して行われていましたが、祭りの期間が決まっておらず、1日で終わることもあれば20日間ほどだらだらと続くこともあったとされています。

現在では祭りは3日間と決まっていますが、気の向くままに神輿が海に飛び込んだり、休憩を挟んでは酒宴を楽しむ様子が見られ、何時まで続くかはその日次第だそうです。
祭りにはだんじり(山車)や阿波踊り、餅投げなど様々な神事がありますが、特に海上で行われる豪快な水中花火や、海上神輿渡御に漁船団のパレードなどが見られる2日目の「岬まつり」は必見です。