若一王子宮(にゃくいちおうじぐう)は、紀州の熊野大社から勧請されたと伝わる神社です。

毎年11月8日に開かれる秋の大祭では、神事に続いて行われる神輿の巡幸に合わせて地区内で獅子舞を奉納し、悪霊退散、五穀豊穣を祈願します。

獅子舞は、若一王子宮での舞の他、地区内の飛鳥神社、峯本神社などでも舞われ、同じ舞が計6カ所で行われます。

鎌倉時代から伝わる伝統ある獅子舞で、高知県の無形民俗文化財に指定されています。