岡山県浅口市寄島町にある大浦神社では毎年10月第一週の土日に秋季例大祭を行っています。
メインの競馬神事は永禄2年(1559年)に三郎島にあった神社を大浦の地へ移した際に、神幸行事として40頭の神馬を参列させたのが始まりです。
岡山でも珍しい二頭の競い馬を見に毎年境内を埋め尽くすほどの観客が訪れます。

行事の初日は日中に式典が行われ、19時からの宵宮では境内を千歳楽(せんだいらく)3台が練り歩きます。
千歳楽は同日に行われる隣の安倉八幡神社の秋祭りからも集まり、地区の境で行われる練り合いには近隣住民の人だかりができます。

二日目は競馬神事が子供神輿や千歳楽、御船などの巡行を挟みながら複数回にわたって行われ、17時からの十二懸神事は神馬が境内周りを12往復して競います。
勝ち馬による的射も行われます。